讀賣新聞オンライン(1.24)学校長インタビュー記事「組織改革『職員一丸で』」より抜粋
奈良教育大付属小(奈良市)で、授業時間の不足や履修漏れがあった問題で、同小の小谷隆男校長が読売新聞の取材に応じた。大学は今後、付属校などを担当する副学長ポストを新設するほか、同小では県教育委員会と互いに人事交流を行い、組織改革を進める。小谷校長は「他の公立校の手本となれるよう、職員一丸となって取り組みたい」と語った。
大学がまとめた調査報告書は、問題の発生要因として、教員が非協力的で校長のガバナンスが機能しなかったことや、受け入れのみの人事交流で組織が閉鎖的だったことを挙げた。授業の進め方に教員個人の独自の考え方が強く働き、教科書の使用や指導内容で、コンプライアンスが欠如していたとも指摘された。
こうした調査の結果について、小谷校長は「教員は子どものためと考えて取り組んできたが、法令に基づく対応が大前提であるべきだった。開かれた学校にするためにも相互の人事交流を進めたい」とした。
関係教員については「適正な学校運営を妨げた」として、処分を検討している。
大体みんな、そういう学校って分かったうえで入れてるから、変わってもらっちゃ困る。今後変えるようなら、下の子は入れない方向で考える。