小学校での1番の思い出は、土曜日の授業終了後に、運動場の桜の木の下で、クラスのみんなと一緒におにぎりを食べたことや梨むき大会をしたことです。
みんなで、梨のかわを、途中で切れないように最後までむくことに挑戦したことを良く覚えています。そういった授業外の場所で、私はクラスのみんなと話せるようになりました。
クラスの友達と話しをするのは、普通のことかもしれません。ただ私は、家では普通に話せましたが、外に出るとなかなか言葉が出てこない、とても無口な子どもでした。
そんな私が、人前で大きな声で喋ることが出来るようになったのは、梨むき大会実行委員のメンバーになりクラスで役割ができたことがきっかけでした。
今の私があるのは、色んな試みを体験させてくれた先生と、口べたな私の話を一所懸命に聞いてくれたクラスメイトのおかげです。
学校は、子どもの成長を第一に考える場であってほしいと願っています。