10月19日、東はりま子育て・教育のつどい実行委員会が主催する「加印教職員組合教育のつどい」が兵庫県加古川市において行われ、山室光生先生(奈良教育大附小)が、タイトルを「奈良教育大学付属小学校を守る営み:教育は、何ものからも独立して、子どもたちのために」と題して、報告を行いました。
山室先生は、
о奈教大付小がいくつもの意味で開かれた学校をめざし、子どもの居場所を大事にしていること、
о学習指導要領「違反」としてどのように干渉され、批判され、処分され、懲罰的な強制出向・異動が強行されたか、また背景に何があるか、
о子どもたち・保護者・教職員・職場分会・市民・研究者が協力し共同して、どのように抗ってきたか、また抗っているか、
о裁判の現状、
などを伝えられました。
質疑では、「職場としてどのように闘っているか?」と問われたので、「今は、付小教育をみんなで創りだすために、教員全員で公開研究会づくりに努めている。ぜひ11月23日の研究会に…。共に学び合ってほしい」とお願いしました。
「非常に実態がよくわかった」「人ごとではない話だと思った」との感想が多かったです。少しでもお役に立てばとカンパもたくさんいただきましたし、付小の著書も広がりました。